【朝日新聞】 「毎度お騒がせの閣僚や議員の靖国参拝で中国と韓国は態度を硬くした。不仲と不信が高じるのは芳しくない」~天声人語at NEWSPLUS
【朝日新聞】 「毎度お騒がせの閣僚や議員の靖国参拝で中国と韓国は態度を硬くした。不仲と不信が高じるのは芳しくない」~天声人語 - 暇つぶし2ch1:有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★
13/04/24 02:58:12.02 0 BE:1636956195-PLT(12069)
★天声人語

閣僚の靖国神社参拝が問題になるたびに、いにしえの「名判決」が思い浮かぶ。実際にあった判決ではない。
シェークスピアの劇「ベニスの商人」で下される、「胸の肉を切り取ってもよいが、血は一滴も流してはならぬ」である
▼参拝のつど、「公人か私人か」が問われる。今回、安倍内閣は「私的な参拝」との認識を示した。「個人の心の問題」というのはその通りだろう。
だが重責の大臣から、私人という「胸の肉」だけを、そうすっぱりと切り取れるものだろうか
▼とりわけ靖国参拝は、心の問題ながら、相手のある問題である。自国のことに何の遠慮がいるものか。
そう思っても、他国への想像を欠いた考えは、国境へ行き着いたとたんに力を失う独善にほかなるまい
▼不幸な歴史を背景に、この問題自体、切れば血が出る。中国と韓国は態度を硬くした。
中韓のもろもろのナショナリズムにも辟易(へきえき)するが、不仲と不信が高じるのは芳しくない。北朝鮮の独裁者を喜ばせることにもなる
▼ずいぶん前に、〈戦死やあわれ/兵隊の死ぬるや あわれ……〉の詩で知られる戦没兵竹内浩三のお姉さんに話を聞いた。
話が「侵略」に及んだときの、静かな言葉が今も胸に残る
▼「やはり自分の意思ではなくても、フィリピンまで行って戦っているのですから。自分も死んでますけれど……」。
他国の人に思いをいたしつつ亡弟に寄せる深い哀惜に、目頭を熱くした。毎度お騒がせの閣僚や議員の参拝が、どこか薄っぺらに見えてくる。

asahi.com 2013年 4月 24 日(水)付
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