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経済戦争の時代には日米の国益が一致することはあり得ない。
アメリカの言う通りにしていたら日本は損をすることが多い。
しかし我が国は冷戦間の惰性から抜け切れずに、日米構造協議、年次改革要望書の交換などを通じて
悉くアメリカの言う通りにしてきたのである。それが改革であり、グローバルスタンダードに合致させるということである。
この二十年の改革で良くなったものがあるかと言えば一つもないのではないかと思う。
改革の結果、みんな悪くなっている。日本国民が次第に安心して暮せないようになってきている。
日本は、この二十年、自主的にアメリカの言う通りにしてきたのである。
ロシアがある、中国がある、北朝鮮もあるということで、日米関係だけは損なわないようにしようと
アメリカに譲歩せざるを得なかった結果でもある。
アメリカが悪いと言っているわけではない。国家というものは徹底的に自国だけの国益を追求する存在なのである。
アメリカもその例外ではないというだけである。
安倍総理が国防軍構想を打ち出した。政治的な防衛費の増額も戦後初めてのことである。
これは自民党立党時の精神に戻るということである。独立国は自主防衛が基本である。
自主防衛が出来なければ国策の自由を確保することは難しい。
ましていまリーマンショック以降アメリカの力にかげりが見られるような状況があり、
今後世界はどのように動くか不透明である。
我が国は、今こそアメリカ依存から抜け出して、自分の国を自分で守る自主防衛の体制を強化しなければならない。
国家があっての経済活動であることを今一度日本国民は想起すべきである。