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・日本の超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー168人が23日午前、
春季例大祭に合わせて、第二次世界大戦のA級戦犯を合祀している靖国神社を参拝しました。
日本の共同通信社の報道によりますと、100人以上の国会議員が集団で靖国神社を参拝するのは2005年10月
以来のことで、これに先立ち、日本の麻生太郎副総理兼財務大臣ら3人の閣僚も靖国参拝に参加し、
安倍晋三首相は「内閣総理大臣」の名義で靖国神社に真榊を奉納しました。
これを受けて、日本の『朝日新聞』や『毎日新聞』は23日に社説を掲載し、安倍内閣の靖国参拝を批判しました。
『朝日新聞』は「なぜ火種を撒くのか」と題する社説で、「近隣諸国との関係改善が必要なときに、安倍政権はいったい
何をしているのか。確かに日本と中韓両国とは釣魚島とその付属島嶼や竹島(韓国名:独島)問題をめぐって緊張が
続いている。首相自身が『大局的な観点から関係を進める』と語ったように、粘り強く関係修復をはかる。そうした
微妙な時期である。それを靖国問題でことを荒立てるのでは、方向が逆ではないか」と非難しています。
『毎日新聞』は「靖国の例大祭、閣僚参拝は無神経だ」と題する社説を掲載し、「緊迫した状況下で『安倍内閣
ナンバー2』の麻生副総理ら閣僚が靖国参拝に踏み切り、首相もこれを容認したことは、朝鮮問題での中韓との連携を
難しくし、結局は日本の国益を損ないかねない。無神経な行動と言わざるを得ず、極めて残念だ」としました。
日本の閣僚の靖国参拝に対し、中国外務省の華春螢報道官は22日の定例記者会見で、「中国側はこのような
マイナス行動に対し、日本側に厳正な申し入れをした。靖国問題は日本の政治家が素直に自国の過去を直視
できるかどうか、日本の軍国主義の侵略の歴史を正しく理解するかどうか、被害国の国民の感情を尊重するかどうかに
関わり、中国国民を含む各国の国民がこれを期待している。日本の軍国主義が第二次世界大戦で侵した罪には
動かぬ証拠がある。過去の侵略の歴史を正視し、深く反省して初めて、未来を切り開くことが出来、アジア隣国と
真の友好関係を築くことができるだろう」と語りました。
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