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日曜日の繁華街が騒然となった。在日韓国人らに対するヘイトスピーチが問題視される
なか、２１日に東京・新大久保で「日本人差別をなくせデモ」が行われた。これに反対する
「カウンター」と呼ばれる人たちも参集。「在日は出て行け！」と「お前らこそ帰れ！」の応酬
に、１５０人以上の警察関係者が間に入った。カウンター側の参加者は「これ以上、過激化
してもいけない」と自制を促している。
大久保公園に集まったデモ隊は、日の丸や「韓流にトドメを！ 不逞韓国朝鮮人をたたき
出せ」「日本人を脅して補助金ざんまい」などと書かれたプラカードを掲げながら出発。保守
団体らの呼びかけで約２００人が集まった。警察に取り囲まれてスタートしたデモ隊はすぐ
に怒声に遭う。アンチデモ隊の人たちもまた、拡声器やプラカードで応戦を始めたのだ。周
辺はラブホテル街で、今まさにラブホに入ろうとする若いカップルがぼうぜんとその様子を
見ていた。
デモは許可を取ってやっているので、警察先導の下、車道を練り歩く。一方、アンチデモ
隊は許可があるわけではないので、歩道から罵倒。その間を隙間なく大勢の機動隊員が
線を引くように遮断している。取っ組み合いになることはないが、どっちもどっちの言葉の応
酬は続いた。
「在日は今すぐ日本を出て行け」「朝鮮とは国交を断絶しろ」とデモ隊が絶叫すれば、アン
チデモ隊は中指を突き立てるポーズをしながら「お前らレイシスト（人種差別主義者）こそ帰
れ」と過激化。アンチ側もデモ慣れしている。これでは対立するデモが同時に同じ場所で行
われているようなものだ。
ソース 東スポ
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-sports.co.jp)
（続）