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2013年4月21日。日本有数のコリアンタウンである東京・新大久保。怒号が響きわたった。
「在日外国人は出ていけー!」
「日本人を保護しろー!」
「在日朝鮮人を、日本からたたき出せー!」
「行動する保守」に分類される団体による、いわゆる「反韓デモ」である。
朝鮮学校への補助金撤廃や、外国人参政権反対を訴えながら車道を行進するデモ隊。
一方、歩道ではデモ隊のヘイトスピーチに反対する人々がひしめいていた。
「レイシストは帰れ!」
「お前らこそ新大久保から出ていけ!」
「同じ日本人として恥ずかしい!」
デモ隊から一言が発せられる度に、次々と怒声を返す人々。「排外主義は日本の恥」と書かれたプラカードを掲げる者もいた。
彼らの多くは特定の団体に所属しておらず、ネット上の告知を見て集まった有志たちである。
ある者は、反韓デモ隊の「人種差別」に対抗するという意味で、自分たちの活動を「カウンター」と称す。
われわれは、約2時間に渡って行われたデモ行進と、それをとりまくカウンターの人々に取材を試みた。
日本列島は寒気に被われ、3月なみの寒さとなった新大久保。しかし、デモ行進に合わせて、ある種異様な熱気が周囲を包んでいった。
午後2時30分。歌舞伎町。
新宿区立大久保公園の周りには、プロテクターを装備した警官隊が待機していた。ものものしい雰囲気である。腕章をつけた報道陣の姿もある。
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