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レーダーがいかに大切なものなのかは、子どものころ見たテレビアニメで学んだ。「宇宙戦艦ヤマト」で敵の名将は
ヤマトのレーダーに先制攻撃をかける
▼「機動戦士ガンダム」には、レーダーが利かなくなる粒子なるものが登場した。第2次世界大戦で使用されたレーダーは
「戦争の世紀」を代表する兵器となり、空想の世界でも独特の存在感があった
▼そのレーダーが、いま京都府北部を揺るがしている。北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対し、米軍が京丹後市に配備を計画。
名前も「Xバンド」とものものしい
▼地元住民の不安は大きい。米軍が来て事件や事故が起きないか。静かな町が変わるのではないか。そして、標的にならないか…。
「第2次朝鮮戦争」の恐れさえ取りざたされるなか、地元は厳しい判断を迫られている
▼奈良時代に丹波国の5郡で丹後国が成立して今年はちょうど1300年にあたる。その昔、大陸からは海を経由して
多様な文化がもたらされた。戦いの歴史もあっただろうが、誰もが思うのではないか。長い歩みを重ねてなお、ミサイルや
レーダーにほんろうされるのはあんまりだと
▼「ヤマト」は旧作を作り直し、4月から再び放映されている。往年の名作がよみがえるのは結構だが、愚かな世紀を
繰り返すことは避けてほしい。
ソース:URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)