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大阪・桜宮高校に端を発した体罰問題は、その後全国各地で同様のケースが発覚し、学校において体罰が横行してきた
事実が明らかになっている。このように教育現場での暴力が問題視されるなか、都内在住の30代男性は思わぬ場所で
体罰を目撃し、驚いたという。
この男性は、先日海外に出かける際、国際線の中で機内上映の『ドラえもん』を見た。男性が見たのは、「ジャイアンとスネ夫が
ニセUFO写真でのび太を騙す」という回で、ドラえもんとのび太は“宇宙人ラジコン”で2人に反撃。話の流れは、
「いたずらをした子供がしっぺ返しにあう」という勧善懲悪的ストーリーなのだが、オチのシーンでは、先生がスネ夫と
ジャイアンにゲンコツをお見舞いし、2人の頭にたんこぶができるシーンが登場したのだという。
「ドラえもんと体罰」に関して言えば、ドラえもんにしばしば登場する「のび太が廊下に立たされる」というシーンは、
文部科学省が平成19年に示した「体罰の定義について」という文書内の「正座・直立等特定の姿勢を長時間にわたって
保持させる」という一文に抵触し、学校では禁じられている行為だ。
同文書では、「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に
懲戒を加えることができる」と明記されているものの、「体罰がどのような行為なのか、児童生徒への懲戒がどの程度まで
認められるかについては、機械的に判定することが困難である」とも書かれており、同省が体罰の取り扱いに苦慮している様子が伺える。
前述の男性は、アニメの内容にいちいち目くじらを立てることを「世知辛い」と認めつつも、「国際線で見せなくてもいいのでは」とも
思ったとのこと。さらに同日、機内で見ることができたもう1話の「ドロン葉」には、「犬をバットで殴る」というシーンが登場し、
男性は「もう少し無難な回をなかったのか」と、外国人も観る可能性もあるこちらに関しても疑問を呈している。
ソース:URLリンク(yukan-news.ameba.jp)