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●1939年ノモンハン事件 戦車 日本が捕獲したソ連戦車240両、損傷破壊した戦車560両以上
ソ連軍戦車・・・・
主力戦車BT-5 重量11・5t、長砲身の45mm砲、装甲は前面部で11mm、側面側面は6ミリ。
装甲車BA-10 重量5・1t、長砲身の45mm砲、装甲は8mm。
ソ連軍の戦車は火力で日本戦車を上回っていたが、止まらないと弾を発射できない欠点があった。
また、ガソリンエンジンで弾が当たると直ぐに発火炎上する欠点もあった。
このBT-5は、もともとアメリカ設計で米軍採用から落ちた駄作品。試作車両2台とライセンス生産
権がソ連に売られた米国戦車だった。しかし、ソ連はノモンハン事件がキッカケとなり独自の戦車設
計思想による、秀作戦車T-34・35が誕生することとなる。
日本軍戦車・・・・
主力戦車95式軽戦車 重量7・4t、37mm砲、装甲は前面部で13mm。
準主力89式中戦車、重量11・8t、57mm砲、装甲は前面部で17mm。
移動しながら弾を撃つことが出来、高い錬度を発揮して、20対1という圧倒的数の不利の中でソ連
戦車相手に互角以上の戦いを繰り広げた。また、主機がディーゼルのため、被弾しても燃えにくい
という利点があった。
日本軍は、ノモンハンで投入した戦車は装甲車あわせても100台しかなく、圧倒的な数のソ連戦車に
対して少ない数で不利な戦車戦となった。高価な戦車を喪失する事を恐れて軍上層部は、紛争半ば
で戦線後方に下げた。また戦車を使わずにノモンハンで戦果を上げたことで戦車は不要という変な考
えも生まれてしまった。