13/04/19 10:09:10.23 0
大きな被害を出しかねない「圧力鍋爆弾」の作り方を、複数のテレビ局が詳細に紹介、視聴者の顰蹙を買っている。
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まずはふたを開けます、で火薬を中に…
日本のテレビ各局はこの「圧力釜爆弾」を、いまだに正体不明の犯人に迫るヒントとして―という名分半分、
身近な圧力鍋が凶器になるという興味本位半分で、ニュース番組やワイドショーなどで相次いで取り上げた。
ところが問題なのは、そんな危険な圧力鍋爆弾の作り方が、
「簡単」「手軽」「安価」を連呼しながら、必要以上と思えるほどに詳しく紹介されていたことだ。
中でも最も熱が入っていたのはテレビ朝日系の「モーニングバード!」で、自ら圧力鍋爆弾の作り方を、カメラの前で実践した。
ジャーナリストの男性が、
「まずはふたを開けますよね。で、火薬を中にセットしますね。
そして、釘やベアリング(に使われる金属球)が、飛んで殺傷力を持たせるという目的で入れられます……」
と順を追って説明しつつ、実際に鍋に「材料」を投入する様子が映像で放映された。
さらに、その後スタジオには「できあがったものがこちらになります」とばかりに「完成品」が持ち込まれ、カメラに大写しにされた。
そこにはぎっちり釘が詰められ、ケーブルこそ繋がれていなかったようだが、キッチンタイマーによる時限装置もしっかりと作られている。
さらにコメンテーターからは「インターネットなんかでも作り方が簡単に見られる」とダメ押しが。
ほとんど「作ってみろ」と言わんばかりだ。
テレビ朝日に限らず、NHKなどもニュースの中で、圧力鍋爆弾の作り方を紹介したウェブサイトを大きく取り上げた。
紹介されたページのタイトルで検索すれば、すぐに図版付きで製法を閲覧することができる。
ツイッターなどではこうした過剰ともいえる紹介に、「模倣犯を生みかねない」などとして批判の声が殺到している。
(中略)
なおこうした指摘についてテレビ朝日に問い合わせたところ、
「番組に対するご指摘は、今後の放送に生かしてまいりたいと考えます」とのことだった。
URLリンク(news.livedoor.com)