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今年最強の太陽フレアが11日、NASA(米国航空宇宙局)の太陽力学観測所(SDO)によって観測された。太陽活動が
ピークに達する今年、いよいよ太陽フレアの発生も本格化してきたようだ。それに伴い、地球でさまざまな弊害も起こりそうだ。
NASAの広報担当者カレン・フォックス氏は「今年最強となるM6・5クラスの太陽フレアが太陽から噴出した」と発表した。
太陽フレアとは、太陽の表面で起こる爆発現象。フレアの強度はAから始まり10倍強度が上がるごとにB、C、M、Xの順に強くなる。
太陽は11年周期で黒点が増殖増大化する時期(太陽活動が活発な時期)と、黒点がほとんど生じない時期を繰り返す。
黒点が大きくなったり、増えたりすると、黒点の周辺で太陽フレアが発生する。現在は黒点が増殖増大化する周期の最終年。
フォックス氏は「今年後半に太陽活動極大期となる。今後、太陽フレアは増えていく。11日のフレアは太陽が放つことができる
最強のXクラスより10倍弱かった。今回の太陽フレアは通信の中断やオーロラ現象を誘発したり、人工衛星に影響があるため
GPSナビに干渉することもある程度」と語る。
太陽がさんさんと輝き続けているのは、中心部で核融合反応が起き続けているからだ。太陽フレアが発生するとコロナ質量放出という
プラズマの塊が放出される。数日後から1週間後に、磁気、電磁波、放射線が地球に到達する。地球は常に大気圏、電離層、磁気層などによって
守られているが、強い太陽フレアによって生じた電磁波などは地球の防御壁を通過する。
太陽フレアは地球の電離層を刺激し、低周波を発生させ、それが地震を引き起こすという研究もある。また、電磁波や磁力が
人間の脳に影響を及ぼし、暴力性を引き起こすという研究もあり、ロシアの科学者が太陽フレアと戦争の関係について論文を
発表したこともある。
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ソース:URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)