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挑発的な言動を続ける北朝鮮は、１５日のキム・イルソン主席の誕生日を前に記念の大
会を開き、キム主席の孫のキム・ジョンウン第１書記を称賛するとともに、「キム第１書記
が承認した攻撃計画に従って、アメリカと追従勢力を無慈悲に懲罰する」と、対決姿勢を重ねて強調しました。
ピョンヤンでは１４日、キム・イルソン主席生誕から１５日で１０１年となるのを前に、記念の
大会が開かれました。
キム・ジョンウン第１書記は出席しませんでしたが、指導部を代表して、最高人民会議の
キム・ヨンナム常任委員長が演説し、キム主席の孫のキム第１書記が、このほど核開発
と経済建設を並行して進める方針を示したことを称賛しました。
そのうえで、「民族の命である核兵器を質・量ともに拡大し、アメリカとの全面対決戦を強
力に繰り広げるべきだ。キム第１書記が承認した攻撃計画に従って、アメリカと追従勢力を
無慈悲に懲罰する」と述べ、対決姿勢を重ねて強調しました。
弾道ミサイルの発射も辞さない構えを見せている北朝鮮指導部としては、国民にとって「
最大の祝日」と位置づけるキム主席の誕生日を控えて、キム第１書記の権威を高める
と同時に、警戒を続けるアメリカなどを強くけん制するねらいがあるとみられます。
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