13/04/13 08:39:32.95 mXS+Yig40
緊急潜入! TPP交渉の現場はアメリカ企業一色だった
URLリンク(wpb.shueisha.co.jp)
「参加していた200人から300人のステークホルダーのうち、8割は企業あるいは企業連合
の人たちで、その半数以上がアメリカの企業の関係者でした。しかも、カーギル、フェデックス、
VISA、ナイキ、グーグル、フォード、GEなど巨大企業ばかり。また、アメリカの大企業
約100社が加盟する『TPPを推進する米国企業連合』や米国商工会議所、米国研究製薬工業
協会などの業界団体も名を連ねていましたね」
ほぼアメリカ一色に染められたその会場で、ステークホルダー会議は始まったという。
「ステークホルダーと交渉官を招いたレセプションの主催は在シンガポール米国商工会議所。
なぜ議長国でもないアメリカの団体が?と思っていたら、冒頭のスピーチで代表のアメリカ人が
『TPPで自由貿易をさらに促進すれば各国の経済発展は必ず約束されている』と得意顔で話しました」
会場では、約70の団体・企業がブースで各国の交渉担当官向けにプレゼンテーションを行なって
いたのだが、やはり、そのほとんどがアメリカ企業だったという。
「各担当者が交渉官向けに『TPPが実現すればこれだけアナタの国に投資します』『安価で高品質
な商品を提供します』といった具合のPR合戦。もはやそれはプレゼンというより商談会。
まだ交渉は途中段階のはずなのに、アメリカ企業と各国政府の間で“TPP後”を見据えた密接な
関係づくりが行なわれていたのです。その光景は、まさに『アメリカの大企業のためのTPP』
といった印象。こんな場所に今さら日本が乗り込んだところでいったい何ができるのかと感じましたね」