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確かに、これではもはや“舞台アイドル”といった方がよさそうだが、M美にはそれなりの思惑もあったという。
「AKB48や最近脚光を浴び始めた乃木坂46の子たちは、公演や握手会で客前に出ることに慣れているから、
テレビ出演時も自分を表現することができますが、私たちにはそうしたチャンスがほとんどありません。
テレビに呼ばれたときに、自分らしさが全く出せないままチャンスを逃してしまったことがあるので、舞台はいい経験だと思うんです」(М美)
ただ、その頑張りとは裏腹に、周囲の大人たちの思惑はかなりかけ離れたものなのだ。
「所属事務所にしてみたら、小さな舞台への出演ギャラなどあってないようもの。かといって、他に仕事もないわけです。
ならば、飼い殺しにして信頼が揺らぐより、舞台でも出しておけばいいガス抜きになるというのが事務所側の本音。
グラドルたちは、“舞台は修業の場”と思っているので、薄給でも文句を言ってこないのも好都合なんです」(前出・芸能プロ関係者)
ヒドい話だが、これは舞台関係者も似たようなもので、彼女たちを“客寄せパンダ”としか見ていないばかりか、
「コアなファンがチケットを買ってくれれば、儲けもの」と公言する演出家も多いとか。ハナから演技など期待していないのだ。
しかも、舞台制作の現場ではさらに許しがたい行状がまかり通っているという。
「グラドルとお近づきになることを目的として、彼女たちをキャスティングする連中が激増しているんです。
要はグラマラスなボディーが狙いで、すでに小劇団の劇団員や舞台を手がけるお笑い芸人の中には、
何人ものグラドルの肉体を、その手にかけてきたフトドキ者がごまんといるというわけなんです」(舞台関係者)
無名の劇団員や売れないお笑い芸人に、なぜ憧れのグラドルが食われてしまうのか。理由は舞台という特異な制作現場のムードが、関係しているようなのだ。
「売れていなくても場数だけは踏んでいる舞台役者や、お笑い芸人が、情熱的に舞台を作り上げる姿に、あっさりと尊敬の念を抱いてしまい、
信頼関係が簡単に生まれてしまうんです。また、連日の稽古ではTシャツ一枚でともに汗をかき、カラダをぶつけ合っている。
酒でも飲んでしまえば、男女の仲になってしまうのは、自然な流れというわけなんです」(前同)