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大阪人はＮＨＫ嫌い！？ ビデオリサーチの都道府県別好感度調査で、
大阪府が過去１０年間のうち８回、最下位を独占している。
この結果に、ＮＨＫ大阪放送局は、汚名を返上すべく「親しみ向上プロジェクト」を今春からスタートした。
大阪局管内（関西地区）では、朝の連続テレビ小説などを除き、関東に比べて視聴率が２～３ポイント低い。
そこで同局幹部が、視聴率以外に視聴者の動向や特徴を示すデータを探したところ一昨年にその存在を知り、入手したという。
この調査は「Ｊ－ＲＥＡＤ テレビ好感度に関する特別分析」の都道府県別の「好きなテレビ局」「日頃よく見るテレビ局」の２項目で、
平成１４年から年１回の割合で始まった。
「好きなテレビ局」では、大阪府は１６年と２０年以外の８年間はすべて最下位だった。
全国平均が４０％前後なのに対して、大阪は３０％台前半で推移している。
例えば２３年は好感度１位の鳥取県の５２・７％に対して、大阪府は３２・１％と約２０ポイントも差が付いていた。
もう一つの項目「日頃よく見るテレビ局」でも１２年と１８年以外は、最下位を独占している。
人口構成など環境が似る他の大都市圏（東京都、福岡県、愛知県）は全国平均に近く、大阪府だけが突出して低迷している。
そこで昨年３月、番組の合間に大阪局に対する疑問や声に答えるミニコーナーをスタート。
同年６月には、それらの声に答えるキャラクター「ボイスマン」を登場させた。
プロジェクトの統括責任者である岡本勝副局長は、
「印象がよくないのは予想していたが、ここまで悪いとは思っていなかった。
昨年の大阪・岸和田を舞台にした朝ドラ『カーネーション』のように、番組を軸にした立体的な取り組みなど『大阪の放送局』を前面に出して動き回りたい。
今後、最下位脱出というより、好感度を１ポイントでも上げていきたい」と話している。
※画像
ＮＨＫ大阪放送局が制作した新キャラクター「ボイスマン」
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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