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"汚染水漏れ 冷温停止宣言後最大規模に"
東京電力福島第一原子力発電所で、地下の貯水槽から汚染水が漏れ出たトラブルは、
冷温停止宣言のあとでは最大規模の汚染水の漏れとなりました。
東京電力は別の貯水槽に移す作業を急いでいますが、移送を終えるまでに3日以上かかる見込みです。
福島第一原発では、今月3日から5日にかけて、大量の汚染水を保管できる地下に設置した貯水槽から、
汚染水が外に漏れ出ているのが確認され、これまでに120トン余りが漏れたとみられています。
この量は去年3月にタンクの配管から漏れたトラブルのときと同じ量で、今後も増えるとみられ、
おととし12月の冷温停止宣言のあとでは最大規模となります。
東京電力は、今後も漏れるおそれがあるとして、6日朝からポンプを使って
隣の貯水槽に汚染水を移す作業を始めました。
移送時間を短縮するため、その後、南側にある別の貯水槽への移送も始め、
5台のポンプ合わせて1時間当たり200トンのペースで移していますが、
移送を終えるまでには3日以上かかる見込みだということです。
東京電力によりますと、検出された放射性物質の濃度などから、漏れ出した放射性物質の量は
放射性ストロンチウムを中心に7100億ベクレルと評価しています。
東京電力によりますと、周辺に排水溝がないため、直接海に流れ出てはいないとしていますが、
移送を終えるまでの間、さらに漏えいは続く見込みです。
このため、汚染水を移す作業を急ぐ一方、周辺の地盤で放射性物質の濃度の測定などを行い、
水漏れの状況や環境への影響を監視するとしています。
(つづく)
NHK 4月6日 19時14分
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