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5月5日に告示され、5人が立候補するとみられるさいたま市長選まで1か月。
自民党本部の推薦を得た長沼氏は、公明党からの協力が出馬を決意させることにつながったとみられるが、
別の候補者の擁立を目指していた市議団とは溝が生じ、党として結束できるかが課題となりそうだ。
一方、民主党の支援で前回選を制した現職の清水氏は「市民党」の立場を強調し、民主色を消して選挙戦に臨む考え。
長沼氏は、党本部からの推薦が得られない見通しとなった3月16日、いったん出馬を断念した。
しかし党本部はその3日後の同19日に一転して推薦を決定した。
参院選を前に公明党との協力が決まったことが背景にあるとみられ、
党本部関係者は「市長選で公明の支援を得て、その後の参院選では公明党候補を推薦するという認識だ」と明かした。
長沼氏を推す埼玉県議団に対し、市議団は年明け早々に有力市議の擁立を決めて党本部に支援を打診していた。
政令市では横浜、川崎などで「党市連」が組織されており、市議団には「候補の擁立は市議が主導すべきだ」という強い意向があった。
長沼氏の出馬会見には県議、市議らが同席し「一致団結」を演出したが、市議団からは
「政令市の問題に県議が口出しするのはおかしい」という不満の声も漏れている。
現職の清水氏は政党色を消し、「市民党」の立場を強調する。清水氏は「幅広い層から支援を得たいため」と理由を話すが、
民主党の市議は「昨年12月の衆院選の大敗が市長選にも影響すると考えたからでは」と分析する。
民主党は今回も清水氏を支援するが、「市民党を掲げている以上、前面に出ることはできない」と苦悩の声を上げる。
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