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「Abeを信用できますか?」
2月下旬の安倍晋三首相の訪米直前、日本を担当する外国メディアの記者たちに、
こんな書き出しのメールが届いた。発信元はワシントンに拠点を置く
シンクタンクで、主宰者は慰安婦問題で日本の責任を執拗(しつよう)に
追及してきたミンディ・カトラー氏だ
日米関係に関する分析やコメントを提供できると売り込むメールはこう続く。
「安倍首相はワシントンで信用されていない。彼は米国との同盟関係の
深化を誓うが、日本の平和憲法と第二次大戦の歴史を修正しようとする願望で、
その誓いの誠実さと実効性に疑問が生まれている」
メールはさらに、安倍首相や閣僚らが野党時代、米ニュージャージー州の
新聞に出された慰安婦に関する抗議広告に署名していることや、
ある閣僚の家系が戦争捕虜を強制労働に従事させたことなどを列記する。
メールと前後し、米外交誌フォーリン・ポリシー(ネット版)は、
慰安婦問題で日本政府はもっと行動すべきだとする内容の記事を掲載した。
その中で引用されたコメントの一つがカトラー氏だった。
メールを受けた外国人記者の一人は、
「慰安婦問題はソウルで動きが多くあるだけに報道される量も多くなる」と語る。
事情を把握していない外国人記者が「慰安婦問題のエキスパート」として紹介された
カトラー氏にコメントを求めることは想像に難くない。
イカソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)