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また、問題が発覚する1カ月前の2012年10月には、従業員の慰労という名目で
北海道のオカマバーから人を呼び寄せ、ショーも行われた。
岡田代表は、スーパーニュースの電話取材に対し、「(今、電話で言えるとしたら?)
私的流用は絶対していませんからね」と話していた。
そして1日、町民は、岡田代表らに事業を委託した町の側にも責任があるとして、
町議会のリコールを請求した。
山田町は今後、岡田代表らに対して、町が負担した事業予算の返還を求めるとともに、
刑事告訴も検討しているという。
今回問題となっているNPO法人「大雪りばぁねっと。」に町が多額の予算をつけた経緯は、
山田町によると、「大雪りばぁねっと。」は2011年、3月11日の東日本大震災から2週間ほどで、
山田町に入って、行方不明者の捜索活動をしていたという。
このことがきっかけで、山田町は緊急雇用創出事業をするにあたって、
「大雪りばぁねっと。」に事業を依頼した。当初は、1,500万円の事業だったが、
町側はもっと雇用を創出したいと、予算を増やし、最終的な事業規模は7億9,000万円にまで膨れ上がったという。