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★<新・中国はどこへ>(読者から) 「法治」を求める声多く
「新・中国はどこへ」の連載に、さまざまな意見をいただきました。一通ごとに考えさせられ、目を見開かされもしました。心より感謝します。
多かったのは、最終回の「『法治の大国』であれ」への共感でした。日本の重要な隣人として、民主的、平和的な大国になってほしいという希望と受け取れました。
埼玉県熊谷市の吉沢功さん(71)は「中国の覇権主義や自由抑圧の継続は、大国にはあまりにもふさわしくない」と、人治から法治への転換の重要性を訴えます。
大国になっただけに、それにふさわしい振る舞いを求めたいとの意見は、多くみられました。
「世界第二の経済大国になったのだから、政治的にも大人になってほしい」
「中国が法治国家として信頼されるなら、二十一世紀の世界が平和で安心できる社会になる」などの意見です。
「私は中国を丸ごと好きでした。あの反日デモの映像を見るまでは」と、ハッとする書き出しの意見を寄せたのは千葉県柏市の司法書士、佐々木利夫さん(69)です。
「民衆の怒りを侮るな」という連載一回目の主張に、佐々木さんは「治められる者の視点からの社説に共感する」としながら、
「一方的な願望であり、ないものねだりのような気がしてなりません」とも指摘していました。
一般に、社説または論説委員の主張は確かに“言いっ放し”の面がないとはいいません。
しかし、日本にある中国大使館や総領事館、中国メディアなどを通じて、日本の新聞の考えは本国に伝わっていると思います。
ある中国外交官は「道理と裏づけのある批判は歓迎します。横並びの中国メディアより参考になります」とすら語っていました。
私たちの論説が、隣国を前向きに動かそうとする力の一つになっていると信じて書いています。(>>2-3へ続く)
中日新聞 2013年3月30日
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