13/03/29 12:10:12.77 0
侵略戦争という事実
自民党政権は教科書検定で「近隣諸国条項」を見直して、さらに余計な火種を作ろうとしています。愚かです。
国際社会(特にアメリカや欧州)から日本の状況を見ると、
戦前戦中の軍国主義を復活させようという動きと受け取られ、
外交的にはマイナスで大きく国益を損ないます。
太平洋戦争は侵略戦争かどうかという議論がありますが、
中曽根康弘元総理がわかりやすい総括をされています。
出典は中曽根元総理の「自省録」(新潮社、2004年)です。
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私なりに大東亜戦争を総括するなら、次の五点に集約されます。
一、昔の皇国史観には賛成しない。
二、東京裁判史観は正当ではない。
三、大東亜戦争は複合的で、対米英、対中国、対アジアのそれぞれの局面で性格が異なるため認識を区別しなければならない。
四、しかし、動員された大多数の国民は祖国防衛のために戦ったし、一部は反植民地主義・アジア解放のために戦ったと認識している。
五、英米仏蘭に対しては普通の戦争だったが、アジアに対しては侵略的性格のある戦争であった。
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私も同じような感覚を持っています。
欧米諸国との帝国主義的戦争はいわば「普通の戦争」です。
植民地を持つ旧宗主国が、正義の味方には見えません。
他方、アジアの近隣諸国への侵攻を第三者的に見れば、
どう言いつくろったとしても「侵略戦争」です。
アジアの解放を掲げつつも、実態は侵略戦争でした。(つづく)
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