13/03/28 20:05:54.39 iX4b97aF0
>>399
だから緩やかなインフレに誘導するんじゃないの。
緩やかなインフレなら借金は目減りするからね。
更に言えば、借金の完済なんて必要無い。政府の借金が減っても誰も得しない。
そんなに借金が返したければ、100年、200年かけて国債を相続した子や孫に返済すればいいだけ。
あるいは、インフレにならない範囲でコツコツと中央銀行に買い取らせればいいだけ。
イギリスは19世紀初頭には国民所得の数倍に達するほどの発行残を抱えていた。
その後、産業革命による活発な民間投資と経済成長、夜警国家政策により財政を健全化させた。
イギリスは産業革命時の国債を最近まで償還してましたよ。
国家の寿命は半永久だからね。
「中央銀行の国債の買取」は世界中の先進国も発展途上国もやってること。
アメリカなんかは「禁じ手」といわれる中央銀行の国債買取(50兆円!)まで平気な顔でやってる。
元大蔵官僚も、実際には満期を迎える国債の借換債の引き受け等という形で日本銀行による
国債の直接引き受けは毎年行われており「国債の日銀引受は禁じ手」というのは
文学的表現に過ぎないと発言してますよ。
2011年末時点で日本銀行は67.6兆円(8.95%)の日本国債を保有している。
それに今、日本の国債の利率は世界最低レベルですよ。
まさか世界で最もインフレから程遠い日本でハイパーインフレが起こるという妄想を
信じてらっしゃるの?
大震災が合っても国債利率がびくともしない国が日本なんですよ。
第一次大戦後のドイツでハイパーインフレが起こったのは特殊な条件があったから。
敗戦したドイツでは生産設備が戦火で不破壊された(供給不足=インフレ要因)。
ベルサイユ条約で、賠償金の支払いを遅延したらドイツ最大の工業地帯であるルール工業地帯を
フランスなどの戦勝国が丸ごと接収するという条項が発動された(供給不足=インフレ要因)。
これらの条件が重なってハイパーインフレが生じた。
一方、日本は東北大震災でさえインフレにならなかった。
日本では政府・日銀も総動員して投資・金融緩和しないとデフレから脱出できないのだ。