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★尖閣にもう一つの危機 野口健氏が上陸調査の必要性訴え 絶滅寸前センカクモグラ
中国がねらう沖縄県尖閣諸島に領土問題とは別の懸念が浮上している。島固有の動植
物が、野生化したヤギなどの脅威にさらされ、なかでも「センカクモグラ」は絶滅の恐
れがあるという。同諸島の自然環境の保護活動を行うアルピニストの野口健氏(39)
は「早急に環境調査を行う必要がある」と指摘、調査団による上陸プランをぶち上げて
いる。
「動かない山を動かすためにも、活動を続けていかなければいけない」
先週末、都内で開かれた『センカクモグラを守る会』のシンポジウムで野口氏はこう
訴えた。
同会は2010年10月に野口氏をはじめ、東海大海洋学部の山田吉彦教授、富山大
大学院理工学研究部の横畑泰志准教授らが中心となり、尖閣諸島の魚釣島に生息する
固有のほ乳類「センカクモグラ」を保護する目的でつくられた。
その生態について、野生動物保全学を専門とする横畑氏は「1979年に行われた
調査の際に1頭だけ捕獲され、91年に新種認定された。胴と頭の長さは12・9セン
チ。一般的なモグラと同じくらいの大きさだが、本州に分布するアズマモグラなどと
比べて歯の数が少ない特徴がある」と説明する。
同諸島には、モグラ以外にも「オキナワクロオオアリ」や「センカクキラホシカミ
キリ」、「センカクカンアオイ」など「確認されている固有種だけで13種。ほかにも
存在している可能性が高い」(横畑氏)。
固有種の宝庫に脅威を与えているのは、人の手で持ち込まれた外敵だ。
(続く)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
※写真 尖閣諸島の魚釣島に生息するセンカクモグラ(「センカクモグラを守る会」提供)
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