13/03/27 10:22:32.55 0
関西テレビは「すり替え」問題を開示せよ
関テレがニュース番組で<大阪市の内部告発者>の映像だとして<自局の撮影スタッフ>の映像をすり替えて放送したことは、
テレビの報道現場に長くいた私にとっても衝撃だった。いつかこのようなことが起きるのではと危惧していたからだ。
ところが関テレは「不適切」だとしながらも「やらせ」にも「ねつ造」にも当たらないと釈明した。
テレビ報道のプロを自認するならば「不適切」ですまされる問題とはとても思えない。
「やらせ」「ねつ造」だと認めた上でしっかりとウミを出すべきではないのか。
報道が伝えるところによると事実関係は以下の通りだ。
関西テレビの夕方のニュース番組「スーパーニュースアンカー」で昨年11月30日大阪市の職員が
新幹線の工事現場で深夜にアルバイトをしている実態を報道した。アルバイトは地方公務員法が禁じる兼業禁止に抵触する行為だ。
このニュース取材のために関西テレビは内部告発者を局内の会議室でインタビューしている。
告発者本人が姿を撮影されることを一切拒否したため、代わりに撮影スタッフの一人を「代役」にしてその後ろ姿を撮影した。
ニュース放映の際にはその映像に誰だか分からないようなモザイクをかけ、内部告発者本人のインタビュー音声も誰だか分からないように
ボイスチェンジして、モザイク映像と合わせて編集し、内部告発者当人が話しているように見せかけて放映した。
3月13日、関西テレビは同番組内で「不適切な映像表現」だったと謝罪した。「やらせやねつ造はない」としながらも
編集が不適切だったとして、担当者に口頭で厳重注意したという。
「不適切」という言葉は、“重大な間違い”とまではいかないが誤解を招く問題があった不祥事と
判断される場合に企業や官庁などが一般的に使用する言葉だ。はたして“重大な間違い”でなかったのだろうか。
URLリンク(astand.asahi.com)
>>2以降へ続く