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父は立派な帝国陸軍軍人
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韓国の朴正煕元大統領は自著『国家・民族・私』で、次の言葉を遺している[3]。
「我が半万年の歴史は、一言で言って退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」
「姑息、怠惰、安逸、日和見主義に示される小児病的な封建社会の一つの縮図に過ぎない」
「わが民族史を考察してみると情けないというほかない」
「われわれが真に一大民族の中興を期するなら、まずどんなことがあっても、この歴史を改新しなければならない。このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史は、むしろ燃やして然るべきである」
朴は朝鮮史における事大主義を自覚し、自著『韓民族の進むべき道』で韓国人の「自律精神の欠如」「民族愛の欠如」「開拓精神の欠如」「退廃した国民道徳」を批判し、「民族の悪い遺産」として次の問題を挙げている[4]。
事大主義
怠惰と不労働所得観念
開拓精神の欠如
企業心の不足
悪性利己主義
名誉観念の欠如
健全な批判精神の欠如
[3] 朴正煕 『朴正煕選集2 国家・民族・私』 鹿島研究所出版会、1970年、234-238頁。
[4] 朴正煕 『朴正煕選集1 韓民族の進むべき道』 鹿島研究所出版会、1970年、79-91頁。