13/03/24 13:31:13.29 sCLpzphQ0
>>644
やはりこれを張らねばなるまい
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1992年1月の、ある寒い日のことだった
合衆国空軍大尉ジョン・ドーランは25,000フィート上空で損傷したF-16から脱出し、
日本本土から700マイル離れた太平洋上に着水した
着水後4時間、彼は投下された小さな救命筏の中に横たわり、
高い波に揉みくちゃにされながら、次第に深刻な低体温症に陥っていった・・・
彼がほとんど意識を失いかけていた時、大型の4発エンジンの航空機が
ゆっくりと彼の上空を旋回しているのが見えた
それは"日本軍"の日の丸つけた、新明和US-1Aだった・・・
US-1Aの機上では副操縦士席のレーダーが9フィート以上に波高を示していた
機長のヒデキ・キダは50㌧の機体を荒れる洋上に着水させ、
50ヤード以内に接近し、2名の救助要員がドーラン大尉を救助しUS-1Aに収容した
・・・4時間後、大尉は無事に、横田基地の米軍病院に居た
ドーラン大尉は2003年現在、少佐としてネバダ州ネリス空軍基地のウェポンスクールで
F-16のフライト・インストラクターをしている
彼は1992年の救助劇を振り返り、こう述べている。
「脱出から救出まで、全てが奇跡です。
680海里(1260km)の沖合い、9~12(2.7~3.6)フィートの波高、25ノット(13m/s)の風速・・・
あの状況下で時間内に私を救助できたのは世界中の全ての種類の航空機を探しても、
あのUS-1A以外は有り得ない。
おかげで今こうして話が出来てるわけですが!」