13/03/24 11:35:15.76 sCLpzphQ0
「飛行艇は不要だ。ヘリで代替できる」という評論家の説があるが、妥当ではない。
・ ヘリは遅すぎるので、緊急用途に向かない。
・ ヘリは運搬能力が低いので、大規模な運搬ができない。(消火の水など。)
というわけで、ヘリはとうてい飛行艇のかわりにはならない。
そもそも、ヘリコプターというのは、しょっちゅう墜落事故が起こる。
気象条件の良くないところで運用することは、お勧めできない。
逆に言えば、ヘリを持っていても、実際に稼働できる日数はかなり制約されそうだ。
例。「父島で緊急患者が発生しました。ただちに救援に向かってください」
「気象条件が悪いので、ヘリは運航停止です。明日まで待ってください」
「待っていたら死んじゃうよ!」
「お悔やみ申し上げます」
小笠原の急患輸送は、高速な飛行艇が原則です。
それができない例外的なときに限り、硫黄島までヘリにして、硫黄島から先は P3C にします。
小笠原から本土までヘリにすることはありません。
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