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【主張】尖閣の日本漁船 「退避勧告」は筋が通らぬ
2013.3.22 03:27 (1/2ページ)[主張]
沖縄・尖閣諸島周辺の領海に中国公船が近づいた際、
海上保安庁の巡視船が領海内で操業する日本漁船に退避を求めていたことが分かった。
「漁船の安全確保のため」と海保は説明するが、
一時的であれ日本の領海内で日本漁船が操業できないのは、国家主権の放棄につながる。
海保が事実上の退避勧告ともいえる措置を取るようになったのは、
中国公船が尖閣周辺の領海侵犯を繰り返し始めた昨年9月以降だ。
日本漁船が中国公船に追いかけ回される事態も起きた。
中国公船は日本漁船より大型で漁船に危険が及ぶうえ、
漁船が中国公船に拿捕(だほ)されると尖閣周辺での中国の管轄権行使も既成事実化されかねない。
そうした事態を防ぐ狙いもあったとみられる。
しかし、これでは中国がかえってつけ込み、横暴な行動をエスカレートさせかねない。
中国公船が日本の領海内で日本漁船を追い回す行為は日本の主権を否定しているといえ、
受け入れられない。海保は自国の主権を放棄しているとみられる措置を取ることは、
将来に禍根を残すと認識すべきだ。
民主党前政権は昨年9月に東京都が尖閣諸島の調査を行った際、都職員の上陸を許可しなかった。
海保によれば、尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理のため、
日本人の上陸を原則認めない方針は今も変わらないとしている。(つづく)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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参考
【守るぞ尖閣】緊迫!尖閣最新レポート[桜H25/1/24] - YouTube
URLリンク(www.youtube.com)
【守るぞ尖閣】領土権放棄か!国土交通省の利敵行為[桜H25/3/21] - YouTube
URLリンク(www.youtube.com)