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大分市内の中学校で剣道部の外部コーチを務めていた男性が生徒に体罰を繰り返していた問題で、
体罰の様子を撮影した保護者が21日夜、NNNの取材に応じ、体罰の実態を語った。
体罰が発覚したのは大分市内の中学校で、09年に外部からコーチとして招かれた40歳代の男性が剣道部員に対して体罰を繰り返していたという。
映像は11年に撮影された。男性が剣道部の生徒を蹴り飛ばす場面や、蹴りを加えた上で生徒の顔を殴る場面の他、
生徒の顔をつかんで床にたたきつける様子も記録されていた。
映像を撮影した保護者は「私の子供は、試合に引き分けになって、コーチのところに行ったら足蹴りされた。竹刀でたたかれたりして、
アザをつくったりしたこともあった。突き飛ばされて、肘のところをすりむいていましたね。太鼓のバチで首をビシッとやったり」と話した。
生徒たちは外部コーチにおそれを抱いていたという。保護者は「(コーチは)感情の起伏が激しい方なので、機嫌が悪いと、たたく、蹴る。
子供はコーチの顔色をうかがっていましたね。挙動不審みたいな感じで、あのコーチが来るとオドオドする感じ」と話す。
また、剣道部員の同級生は「剣道部の子が『俺、剣道部やめる。コーチが怖いから』って。『いつもたたかれてアザだらけ。
加減がない』と言ってました。本人は。たたかれて実際に転校した人もいる」と話す。
大分市内の中学校には約250人の外部指導者がいるということで、
市教委は「外部指導者を対象とした体罰の実態調査をできるだけ早く行いたい」と話している。
ソース 日テレ
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