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韓国で、日本の環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加表明への関心が高まっている。韓国メディアは十六日、TPPを
「事実上の日米自由貿易協定(FTA)」と紹介。自国の参加可能性や米韓FTA、日中韓FTA交渉への影響などを伝えている。
韓国は十五日で米国とのFTA発効一年。韓国政府によると先月末までで、対米輸出額は前年同期比1・4%増。
自動車部品など関税が下がった分野は10・4%、二〇一六年に関税が全廃される乗用車も16・9%増えた。
ソウル新聞は、日本のTPP参加で米国市場での韓国の優位性が損なわれかねないとの専門家の話を報じた。
韓国は「多国間協議は自国利益が反映しにくい」とTPPに否定的だったが、朴槿恵(パククネ)大統領は
「TPPなどアジア太平洋経済統合論議も綿密に検討する」と柔軟姿勢を示す。
KBSテレビは「既にTPP参加をめぐり、米韓間で情報交換が行われている」と伝え、ソウル新聞も
「究極的には参加するほかないとの雰囲気が(政府内に)ある」と、韓国の参加可能性を伝えている。
ただ韓国は最大の貿易相手国の中国とFTA交渉を始めている。米国主導のTPPは対中包囲網の意味合いが指摘されるだけに、
参加に踏み切るかは不透明だ。
今月下旬、日中韓FTAの第一回交渉がソウルで行われる。
朝鮮日報は「日本がTPPに力を注げば、韓中日FTAの優先順位が下がるとの見方もある」と懸念を示している。
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