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★核燃料の再処理―韓国も一緒にやめよう
韓国の朴槿恵(パククネ)・新大統領が5月に訪米し、オバマ大統領と会談する。
核開発を進める北朝鮮への対応とともに、韓国での核燃料の再処理をめぐる問題を話し合うとみられる。
核不拡散体制の強化に向け、韓国にもぜひ、再処理路線を放棄してもらいたい。
韓国には現在、23基の原発がある。11年後までに34基に増やす計画だ。
新政権は、2025年以降の適正規模を再検討し、年内に結論を出すとしている。
ただ、使用済み核燃料問題は韓国でもすでに深刻だ。
政府の試算によると、このままだと、16年には使用済み核燃料で敷地内の貯蔵プールが満杯になる原発も出てくるが、
最終的な処理方法、場所は定まっていない。
政府は使用済み核燃料を日本と異なる方式で再処理したうえで、最終処分する路線にこだわる。
高レベル放射性廃棄物の容積を減らせるとの理由からだ。
だが韓国は、米国と結んだ原子力協定で、再処理は事実上禁じられている。
14年に期限を迎える協定改定の協議が続いているが、核拡散リスクを抑えたい米国は強く反対している。
韓国での再処理問題は、北朝鮮の核問題にも影響が及ぶ。
1992年発効の南北非核化共同宣言は、再処理施設、ウラン濃縮施設を保有しないとうたった。
北朝鮮はこれを破って核実験を強行し、1月には宣言の無効化を表明した。(>>2-3へ続く)
asahi.com 2013年 3月 17 日(日)付
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