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カキ生産支える外国人実習生
江田島市のカキ養殖加工の水産会社で8人が殺傷された事件は、中国など海外からの技能実習生が支える生産現場に波紋を広げた。
技能習得よりも「出稼ぎ」の側面が強まる現場の実態が、職場での人間関係やトラブルにも影を落としている。
底冷えのする作業場にカキを打つ音が響く。広島市西区草津港の水産会社。作業をする16人のうち4人を除く12人は外国人。
内訳は中国人3人とフィリピン人9人。日本人の男性社員(33)は「日本の若者は避けがちで、外国人に頼るしかない」と打ち明ける。
廿日市市の業者では中国人3人が働く。「家族と同じ」と岡島幸夫社長(46)。休憩時間には自らコーヒーを入れてねぎらう。
市内の別の業者で働く中国出身の王潔さん(25)は「日本語はうまくないけど、身ぶりを交えて積極的に話したい」。
月給から寮費などを引かれると約11万円。そこから親元へ仕送りもする。
今回逮捕された中国出身の陳双喜容疑者(30)は、勤め先に同郷の同僚はおらず、日本語に不慣れで周囲と交流は少なかったという。
呉市の60代の生産者女性は「他の経営者が大声で怒鳴る姿も目立つ。悩む実習生もいるだろう」。
草津港の水産会社の木村洋三社長(63)は「技術の習得が本来の目的だが、経営者も技能実習生も出稼ぎ感覚で捉えている面がある」
と技能実習制度のあり方に疑問を投げ掛けた。
中国新聞 13/3/16
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1 2013/03/16(土) 20:36:31.46
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