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★TPP慎重の議員ら 超党派で緊急集会
TPP=環太平洋パートナーシップ協定に慎重な立場を取る、超党派の国会議員や業界団体の代表らが
国会の前で緊急の集会を開き、「TPPの交渉に参加しても、日本の主張は受け入れられない」などと
安倍総理大臣の参加表明への批判が相次ぎました。
TPPの交渉参加に慎重な立場を取る、民主党、生活の党、共産党、社民党の国会議員や業界団体の
代表らおよそ80人は、安倍総理大臣の交渉参加の表明を受けて、国会の前で緊急の集会を開きました。
この中で、超党派の国会議員で作る「TPPを慎重に考える会」の事務局長で、民主党の徳永エリ参議院議員は、
「今までにない緊張感と大きな怒りを感じている。国民に十分な説明もなく、多くの懸念事項を抱えたまま、
この国をアメリカに売り渡してはならない」と述べました。
また、原中勝征前日本医師会会長は、「交渉にほかの国より遅れて参加しても、
日本の主張は受け入れられず不平等なルールを強いられてしまう。日本の主権を渡してはならない」と述べました。
参加者はこのあと、国会の前で座り込みを行ったり、通行人にビラを配ったりして、交渉参加への反対を訴えました。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)