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朝日新聞2013年03月06日(水)朝刊「声」欄より
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憲法よりも基地こそ押しつけ
無職 谷川裕昭(宮崎県都城市 73)
日米首脳会談を終え安倍晋三首相は、「3年間で著しく損なわれた信頼を取り戻した」と胸を張り、
民主党政権の3年間を批判した。
安倍政権が、米軍普天間飛行場(沖縄)の辺野古沖への移設へと動き始めた。
戦後六十数年、沖縄は米軍基地を押しつけられ、事故や米兵が関わる事件に悩まされ続けてきた。
「もう出ていってくれ」と米国に要求してもいいのではないかと私は考える。
安倍首相を含め改憲論者は、米国に押しつけられた憲法だから、
改憲したり自主憲法を制定したりすべきだと言う。
だが、私は仮に押しつけであったにせよ、戦争放棄をうたった憲法を持つことに感謝したい。
“押しつけ憲法”のおかげで、日本は戦争にも巻き込まれず、民主化が進展した。
押しつけというのならむしろ沖縄の基地こそ押しつけである。
国民に根付いた憲法を改正する前に、米軍基地の撤去をこそはっきりと要求すべきだと思う。
谷川裕昭
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