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★日中韓 災害支援の図上演習
東日本大震災の教訓を踏まえ、日本、中国、韓国の3か国が災害の際の支援で協力するための初めての図上演習が、
14日、韓国で行われました。
この演習は、東日本大震災のあとのおととし5月、東京で開かれた日中韓首脳会談で、
防災や災害支援で協力することで一致したのを受け、行われたものです。
14日は、韓国の首都ソウルにある日中韓協力事務局に3か国の防災や外交当局、
それに国連機関の担当者らおよそ20人が集まり、演習が始まりました。
演習では、韓国で大きな地震が起き被害が出たという想定で、隣国の日本と中国側が緊急援助隊を派遣したり、
支援物資を届けたりするために必要な手続きを、それぞれの担当者が順を追って説明していきました。
演習は非公開で行われましたが、事務局側によりますと、中国側から入国手続きの簡素化を求める声や、
日本側から支援物資を届ける際の輸送手段を巡る意見が出され、迅速に支援を行うために解決すべき課題を洗い出したということです。
韓国の災害対策の担当者は、「日本と中国の意見を踏まえて、具体化できる支援策について議論を交わすことができた」と述べ、
演習の意義を強調していました。
日中韓協力事務局では、今後も定期的に図上演習を行い、3か国による災害支援のガイドラインを作成したいとしています。
NHK 3月15日 0時16分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)