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★現役警官が語る“原発の町の真実”
東日本大震災から2年が経過した。「復興へ」「被災地を元気に」―。
このようなスローガンで被災地が前に歩きだしている一方、現状はまだまだ混沌としている。
これは、東京電力福島第1原発の爆発事故で放射能の被害を受けた地域の話。震災以来、我々もよく耳にする、とある町だ。
そこに勤める福島県警の現役警察官A氏は「本当の事実を知ってほしい」と本紙の取材に応じた。
A氏はあの日も津波からの避難を必死に呼びかけて、パトカーで海岸線を走っていた。
それからずっと原発の町を見つめてきた警察官だから分かることがあるという。
「どこの報道機関も復興に水を差すことは自制して書かないんだろうな。
だけど現状を知って対策を立てない限り、復興も何もないよ。だから本音で話すからそのまま書いてほしい」
被災地には地震や津波の爪痕がまだまだ残っている。だが、爪痕が一番残っているのは被災者の心の中だ。
今年に入って男性が車にひかれる交通事故が起きた。
「車にひかれる前からすでに被害者は血まみれだったという目撃情報がある。
警察も最初は『絶対に家族心中の仕上げか、自殺志願者だ』と思ったはずだよ」
被害者の身元を調べてみると、震災後に心を病んで2年近くも休職していた某市の職員だった。
「職員は重傷。心中じゃなかったけど、奥さんも子供も心を病んでいて事情も聴けない」
先行きの見えない生活を送ることで、原発の町はトラブルが増えた。
「放火、飲み屋のけんか、万引きも多い。検挙率はわずかに減ってるんだ。
チマチマした微罪に警察も労力を割けられないから。でも、体感としては犯罪発生率がかなり上がっている」
仮設住宅のイザコザは多い。「田舎の生活は家と家の間に距離があったから、困った隣人がいても目立たなかった。
そういうヤツが狭い共同コミュニティーに放り込まれて、壁1枚隣にいるんだからたまったもんじゃない。
隣の子供にイタズラしたり、物を勝手に使ったり…」(続く)
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