13/03/14 07:09:46.54 LEOKxRY/0
>>84
アメリカ国内向けの日本車製造は殆ど現地生産で賄えるので、もともとTPPは関係ないよ。
経団連もそこは全然期待してない。
経団連が当初から期待しているのは、TPPという外圧によって日本の皆保険制度、公的年金、
労働者保護的な各種法制が解体されること。
いずれも事業主負担や人件費という形で企業にとって目の上のたん瘤。
と同時に、官僚にとっても公的保険や年金の税負担は重く、財政健全化の為には切り捨てたいところ。
日本を低賃金奴隷の買い手市場にしたい経団連と国民福祉予算を削りたい官僚とで利益が一致している。
(因みに、米国からの年次要求等の文書での圧力についても「日本の官僚から『圧力をかけて欲しい』と
要望された旨を米国サイドが数年前に暴露している。)
国内の政局頼みではいつまでたっても解体も縮小も出来ないが、国際条約の足枷があれば出来る。
実際にアメリカ政府がTPPを盾に「解体しろ」と言ってこなくても、「TPPのISD条項により巨額の賠償金を
課せられるリスクが高い」として官僚による試算が公になれば、半強制的に制度を解体出来る。
これがTPP賛同の理由だよ、最初っから。