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★「面会謝絶」石原慎太郎ミジメな晩節
風邪をこじらせ入院した石原慎太郎の病状について、永田町がかまびすしい。「面会謝絶」というのに、維新の会の平沼国会議員団代表や松井幹事長が「元気だ」「深刻な状況ではない」と説明するから逆に怪しまれているのだ。
(中略)
知事時代の特別秘書は辞め、最後まで付いてきた側近のひとりは重い病気を患っている。3人のSPに守られるVIP待遇もなく、黒塗りの高級車を自由に使うこともできず、寂しい日々。口をつくのは不平不満ばかりとか。
「チヤホヤされた都知事時代が懐かしくて仕方ないようです。それで怒りの矛先を現都知事の猪瀬さんにも向けている。副知事の頃は石原さんの威を借りていたのに、知事になった途端、エラソーに振る舞うようになった。『私は
400万都民の支持を得た』というのが口グセで、300万票だった石原さんより凄いという態度なのです。尖閣問題についても、副知事時代に自分の発案で寄付を集めたのに、知事になったら『いまは五輪招致が先』と距離を置
いている。そんな猪瀬さんに、石原さんは腹を立て、嫉妬しているのです」(都政事情通)
永田町では「慎太郎は参院選前後に辞職する」というのがもっぱら。晩節を汚した用ナシ老人の最後はミジメなものだ。
2013/3/12 07:00 - 日刊ゲンダイ
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