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中部・北部】在沖米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが8日、朝の時間帯に北谷町内の
キャンプ瑞慶覧やキャンプ・キンザー(浦添市)、キャンプ・コートニー(うるま市)に飛来したほか、
北部のキャンプ・ハンセンやキャンプ・シュワブなどで訓練した。
北谷町内やキャンプ・キンザー、キャンプ・コートニーにオスプレイが離着陸したのは初めてとみられる。
各自治体や目撃者によると、オスプレイは午前8時38分に普天間飛行場を離陸後、
キャンプ・キンザーやキャンプ瑞慶覧で離着陸する様子などが確認された。午前9時すぎにはキャンプ・コートニーに飛来し、
その後北部地域でも飛行。午前9時半ごろ普天間飛行場に戻った。各自治体には7日に米軍から沖縄防衛局を通じて、
来賓輸送任務のために各米軍施設をオスプレイが周回するとの通告があった。
浦添市には6日に米軍から、7日には沖縄防衛局を通じ、8日午前8時半から8時40分までの間に
キャンプ・キンザーでタッチ・アンド・ゴーの訓練を実施するとの通告があった。14日ごろに海兵隊幹部が
普天間飛行場からオスプレイでキャンプ・キンザーへ向かうための予行演習との説明があったという。
オスプレイは午前10時すぎと午後1時前にも普天間飛行場を離陸。恩納村の喜瀬武原小中学校では
バケツをつり下げたオスプレイが断続的にキャンプ・ハンセン内を飛ぶのが目撃され、騒音のため授業が
約5分中断したという。同小の仲宗根謙教頭によると、児童や併設の幼稚園園児が騒音に驚き、
校庭で「オスプレイ反対」と声を上げたという。
琉球新報 3月9日(土)10時10分配信
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