13/03/09 12:32:03.50 0
【大阪から世界を読む】恐喝国家・中韓と向き合うヒント 英仏の「謝罪しない外交」
日本は中国や韓国に繰り返し過去を責められ外交上の大きな障害になっているが、
英国やフランスもまた植民地統治という過去を背負う。
昨年末から今年にかけてインド、アルジェリアで歴史にまつわる訪問をした英仏首脳は、
非道を認めたが謝罪はしなかった。
旧植民地側はこれを冷静に受け止め、実質的な関係を強化する約束を行っている。
負の過去を絆に切り替えた外交は今後、多くの国々に影響を与えそうだ。(坂本英彰)
○「謝罪ではなく敬意と理解」 英首相の向き合い方
キャメロン首相は2月に訪印した際、統治時代の虐殺事件の現場を英首相として初めて訪問した。
1919年、集会の参加者に英軍が発砲し、数百人以上の死者が出た北部パンジャブ州アムリトサルだ。
キャメロン氏は犠牲者を慰霊する碑に献花して頭を垂れ、
「英国史において深く恥ずべき出来事。われわれは決して忘れてはいけない」と記帳した。
記者らに謝罪の言葉がなかった理由をたずねられ、キャメロン氏はこう説明した。
「私が生まれる40年以上も前に起こったことに、どう対処すべきなのか。
当時の英政府はすでに正しく事態を批判し、(戦争相だった)チャーチル氏は『醜悪』と非難した。
私がすべきことは歴史を遡(さかのぼ)って謝罪できることを探すことではなく、起こったことに敬意と理解を示すことだ」
英紙ガーディアンは「虐殺への謝罪なきキャメロン氏が弁護」(電子版)との見出しで報じ、
事件で曾祖父を亡くしたインド人男性の「恥ずべきことだというのなら、なぜ謝罪しないのか」という批判を取り上げた。
一方、「現地で哀悼の意を示してくれたことは謝罪以上のものだ」という関係者の感想も紹介しバランスを取っている。
msn産経ニュースwest 2013.3.9 12:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
つづく