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高級住宅街を徘徊するイノシシ、餌やり禁止条例施行へ 兵庫県西宮市が４月から
イノシシが市街地に出没して人に危害を加えないように、兵庫県西宮市は住宅地などで餌やりを禁止する条例を４月１日から施行する。
同市は「学習能力が高いイノシシは、餌があると覚えた場所に出没する。安全を守るためにも餌を与えないでほしい」と理解を求めている。
条例では、餌付けのほか餌となる食べ物をみだりに捨てることを禁止。違反者には市長が中止を勧告するが、罰則はない。
阪急神戸線以北で阪急今津線以西を餌やり禁止区域に指定した。
市によると、最近、イノシシの出没や徘（はい）徊（かい）が目立つようになり、庭やごみを荒らすなどの被害が問題となっている。
平成２３年度には、イノシシに関する苦情が８４件に上ったという。
市民らによる餌付けが確認されたこともあり、市は出没や徘徊の原因とされる餌付け行為をしないようポスターなどで周知してきたが、
思うような効果が上がらないため条例化した。
兵庫県内の自治体では、神戸市が１４年５月に同様の条例を施行している。
msn産経ニュースwest 2013.3.8 08:59
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