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約1億3千万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われたスイス金融大手の日本法人「クレディ・
スイス証券」元部長、八田(はった)隆被告(49)の判決公判が1日、東京地裁で開かれた。佐藤弘規
裁判長は「過少申告を認識していたか疑問が残る」として脱税の故意を認めず、無罪を言い渡した。
東京国税局が強制調査(査察)し、告発した事件で無罪判決が出るのは極めて異例。
八田元部長は、賞与として得たストックオプション(株式購入権)などを行使して株を取得した際の
所得を申告せず、約1億3200万円を脱税したとして在宅起訴された。検察側は懲役2年、罰金4千万円
を求刑していた。
佐藤裁判長は検察側が示した証拠を「根拠として脆弱(ぜいじゃく)」と指摘、「源泉徴収されていると
思い込んでいた」とした元部長の供述の信用性を否定できないと判断した。
八田元部長は判決後の会見で、「検察には結論ありきの捜査の過ちを認めてほしい」と述べた。
東京地検の稲川龍也次席検事は「主張が認められず遺憾。判決内容を十分検討し適切に対処したい」と
コメント。東京国税局国税広報広聴室は「判決内容を詳細に承知しておらず、コメントは差し控えたい」とした。
ソース msn産経ニュース 2013年3月1日
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
東京地裁の判決後、「無罪」と表示したタブレット端末を手に笑顔を見せる「クレディ・スイス証券」元部長八田隆被告
=1日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
URLリンク(sankei.jp.msn.com)