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有効求人倍率は4年5カ月ぶり高水準、労働市場に明るい兆し
2013年03月01日(金)10時00分
[東京 1日 ロイター] 総務省が1日に発表した労働力調査によると、
1月の完全失業率(季節調整値)は4.2%となり、昨年12月に比べて0.1%ポイントの改善となった。
失業率自体は昨秋以降、横ばい圏内の動きにあるが、1月の有効求人倍率(同)が0.85倍
と4年5カ月ぶりの高水準となるなど、労働市場に明るさも見え始めている。
完全失業率は、ロイターが民間調査機関に行った聞き取り調査で4.2%が予測中央値となっており、
結果はこれと同水準だった。季節調整値でみると、就業者が6289万人と前月に比べて34万人増加し、
完全失業者は279万人と同1万人増加した。
非労働力人口は4514万人と同40万人減少しており、労働市場に参入する動きが出ているとみられる。
特に女性の動きが活発。女性の1月の就業者数は2689万人で同30万人の増加。
産業別にみても、宿泊・飲食や教育・学習支援、医療・福祉、清掃や警備といったサービス業など
比較的女性の多い職種での就業者数の増加が目立つ。
一方、厚生労働省が発表した1月の有効求人倍率は0.85倍で、
12月から0.02ポイント上昇した。これは2008年8月の0.86倍以来、4年5カ月ぶりの高水準。
ロイターの事前予測調査の中央値は0.83倍で、結果は予想を上回った。
有効求人数は前月比0.7%増と4カ月連続で増加。有効求職者数は前月比1.3%減となった。
(ロイターニュース 伊藤純夫;山川薫)
*内容を追加します。
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