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★いじめで心因性の難聴、高１男子が賠償求め提訴
京都市伏見区の市立中学校に在学中、
同級生ら５人からいじめを受けて難聴などを発症したとして、
高校１年の男子生徒（１６）が２８日、同市と５人、その保護者に慰謝料など
約４５００万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴した。
生徒は小学生の時、対人関係の構築や意思疎通が難しい広汎性発達障害の一つ
「アスペルガー症候群」と診断されており、
市に対して「学校は、いじめの対象になると予想できたのに対策を怠った」と主張している。
訴状によると、生徒は２００９年の入学直後から卒業まで
３年間にわたり５人から暴力を受け、首を絞められて意識を失うこともあった。
１１年６月に４人から受けた集団暴行は刑事事件になり、うち２人は保護観察処分になった。
暴行の恐怖で一睡もできないことがあり、心因性の難聴や不安障害と診断されたという。
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