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栃木県生産振興課とJA全農とちぎなどは28日、
県がブランド米として育成してきた「なすひかり」の今年産用種子にコシヒカリが混入していたことが判明し、
農家への種子の供給を中止したと発表した。
なすひかりは県が開発し、日本穀物検定協会の食味コンクールで
3年連続「特A」を受賞するなど県期待のコシヒカリ後継米で、種子供給中止の影響は大きい。
県庁で県、全農とともに記者会見した県米麦改良協会によると、
同協会が1月4日、種子生産JAを通して種子生産を委託している農家で採取された種子をDNA型鑑定したところ、
コシヒカリの混入の可能性が判明した。
同25日には、サンプルを増やして20検体を鑑定する詳細検査をした結果、混入していたと断定。
農家への種子供給中止を決定した。
JAグループなどで今年産米をコシヒカリなどに転換するよう農家などに働きかけている。
なすひかりの種子生産は1カ所のJAから委託された個人・法人・集団の農家20軒が行っているという。
混入原因は、種子生産農家の近くの水田で栽培されているコシヒカリと交雑した可能性などがあるが、
同協会の塩山房男常務理事らは「可能性としてはさまざま考えられるが、調査中で特定できない」と話した。
なすひかりの作付けは近年増えており、昨年は県内で2248人が栽培。
作付面積は3380ヘクタール。
県産米品種別でコシヒカリ74・5%、あさひの夢17・6%に次ぐ5・3%を占める。
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