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★ 「竹島の日」に不誠実だった日本の政治 拓殖大学客員教授 濱口 和久
島根県が竹島の領土権確立を目指して平成17(2005)年に条例で定めた「竹島の日」の記念式典が2月22日、
島根県松江市内で開催された。今年で8回目となる同式典には、島尻安伊子内閣府政務官が政府代表として初めて出席、
与野党国会議員も今までで最多の20人が出席した。
私も2年ぶりに出席したが、正直言って、マンネリ化、大会のための大会のような式典という感想を持った。
<「竹島の日」条例に冷たかった日本政府の対応>
「竹島の日」条例が島根県議会で可決された平成17年3月当時、日本政府は「竹島の日」条例に対して、冷たいコメントを連発した。
小泉純一郎首相は「竹島問題については双方の立場がありますから」と韓国の肩を持つような発言までしている。
町村信孝外相も「この時期(日韓友情年2005)に取り立てて、条例案を制定する必要があるのか」と発言する有り様だった。
外務省首脳も「実効的にも意味のないことを県民感情だけで決めることはいかがなものか。
議決までしなくてもいいのではないか」と、批判した。
細田博之官房長官は記者会見で「基本的には島根県の問題。日本政府としては静観する」を繰り返した。
また「島根県や同県議会から国による『竹島の日』制定の要請が相当強く何度かあった」と明らかにした上で
「いろいろ検討した結果、断った」と、韓国に配慮した経緯を示したのである。
細田氏は竹島を選挙区に含む島根1区選出の国会議員でありながら、島根の人たちの竹島に対する想いを受け止めていたのだろうか。
細田氏の態度は「冷静な対応」と言うよりも「冷静な無視」を決め込んだのと等しかった。(続く)
NetIB-NEWSから抜粋 URLリンク(www.data-max.co.jp)
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