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"子ども時代に多読→人生ポジティブ 教育振興機構が調査"
子ども時代に読書を多くした人ほど、人生を前向きにとらえている―。
こんな調査結果を、独立行政法人国立青少年教育振興機構(東京都渋谷区)がまとめた。
昨年2月にインターネットでアンケート。20~60代の5258人の回答を分析した。
その結果、小学校入学前から中学時代までの読書量が多いグループの方が、少ないグループよりも、
「自分のことが好き」「なんでも最後までやり遂げたい」「生活に満足している」といった前向きな意識を持つ傾向が強かった。
ボランティア活動に参加したり、子どもに本を読み聞かせたりした経験も多かった。
最終学歴や年収との強い相関関係は見られなかったという。
機構の担当者は「子どもの頃の読書活動が、その後の人生に良い影響を及ぼしている。
ぜひ親子や地域で本に親しむ機会を増やしてほしい」と話している。
朝日新聞 2013年2月26日23時42分
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