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第3セクター・北近畿タンゴ鉄道(KTR)が、1日平均の乗客数が3人で普通列車しかとまらなかった京都府宮津市の無人駅に、
3月のダイヤ改正で夕方の快速列車1本を停車させることになった。
この春からそろって同市中心部の中学校で勉強や部活動に励む兄妹の下校時間に合わせるためだ。
ローカル鉄道の粋な計らいを知った2人は「感謝しきれないくらいうれしい」と喜ぶ。
宮津市南部の山あいにある辛皮からかわ駅。
近くに住む市立宮津中1年の藤田徳享のりゆき君(13)が現在、約9キロ北の宮津駅まで、
妹で市立上宮津小6年の千尋さん(11)は約6キロ北の喜多駅まで通学で朝夕列車を使っている。
宮津中では全生徒に部活動をするよう勧めており、徳享君は卓球部で汗を流している。
4月には千尋さんも同校に進学し、卓球部に入るつもりだという。
ところが、KTRの現行ダイヤでは、宮津駅を午後5時18分に出発する普通列車を逃すと、次の便は午後8時10分まで3時間近くもない。
徳享君は部活動を途中で切り上げて家路を急がざるを得ず、「後片づけをしてくれる友達や先輩に申し訳ない」と悩んでいた。
こうした現状を受け、同校が昨春以降、市を通じてKTR側にダイヤの配慮を要望していた。
関係者によると、午後6時台前半に宮津駅をたつ快速列車を辛皮駅に停車させる方針が固まったという。
ダイヤ改正は近く正式発表され、3月16日から実施される予定だ。
KTRはこれまでも沿線自治体の声を踏まえ、高校の下校時間帯に快速を複数の駅にとめているという。
辛皮駅の1日平均の利用者(2011年度)は兄妹を含めて3人で、2路線の全32駅中で最も少ない。
宮津市の担当者は「こんな小さな駅に快速が停車するようになれば異例のこと。
地元の意をくんでもらえてありがたい」と歓迎する。
徳享君は「部活動が最後までできるのがうれしい」と話し、千尋さんも「先輩よりも早く帰宅するのには抵抗があった。
心おきなく部活や勉強に打ち込めます」と、4月からの新生活を心待ちにしている。
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