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民主党の川崎稔(佐賀)、植松恵美子(香川)両参院議員が離党届を提出したことで、党内には22日、動揺が広がった。
党執行部は「離党ドミノ」を警戒しており、引き締めに躍起だ。
こうした動きを内心、歓迎するのは日本維新の会だ。夏の参院選に向け、民主党は早くも正念場を迎えている。
22日午後の細野豪志民主党幹事長の議員会館事務所。 細野氏と向き合った川崎氏は離党届を差し出した。
「受理はできません。預からせていただきます」 細野氏はそう答えるのがやっとだった。
川崎氏は18日に輿石東参院議員会長に離党を申し出ており、その際、輿石氏から
「もう一回考え直してほしい」と保留されている。それでもなお気持ちは揺るがず、今回の行動に出た。
植松氏は22日に輿石氏に慰留されたが、翻意することはなかった。
「内部崩壊の恐れさえある」 川上義博前首相補佐官は、短文投稿サイト「ツイッター」でこう嘆き、
池口修次参院国対委員長は 22日の記者会見で「党運営への影響まで頭が回っていない」と動揺を隠せなかった。
川崎、植松両氏は平成19年の参院選で初当選し、夏に任期満了を迎える。
川崎氏は不出馬を表明しているが、地元市長選に超党派の支援で出馬するとの見方がある。
植松氏は第三極推薦での立候補を検討しているとされる。
そこでちらつくのは維新の影だ。ただ「一本釣り」をしたとみられれば、選挙目当ての野合という批判にさらされるのは確実だ。
このため、維新幹部は植松氏の離党届提出について「自分は誘っていない」と否定した。もっとも、この幹部は一報を耳にすると、思わず本音も漏らした。
「離党届を出したの? すごいね! いいねえ」
民主党は同じ「抵抗野党」として連携を期待するみんなの党の渡辺喜美代表にも「与党ぼけが続く限りは民主党の崩壊は止まらない」と突き放された。
「『民主はバラバラだ』と言われるが、維新の状況は調べてますか? 冷静に考えていただきたい」
民放BS番組収録で細野氏は「維新もバラバラだ」といわんばかりに、司会者に食ってかかった。
だが、参院選が近づけば近づくほど、参院民主党の改選議員は浮足立つに違いない。 細野氏の言葉がむなしく響く。
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