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次期日銀総裁候補 岩田一政日本経済研究センター理事長
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp) 抜粋
> 円高やデフレに 「 どこが円高なんですか? 」 と言う人もいるが、製造業には耐えがたい。
> 電機大手の業績悪化の原因は決して円高だけではないが、
> 電機だけでなく製造業が日本で雇用を維持できなくなる段階に来ている。
> トヨタも生産の5割を国内に残すといっているが、3年も今の円高が続いたら維持できないと言っている。
> 日産は1割しか残さないと、グローバル企業としてドライに判断している。
> それで企業は生きていけるが、国内の雇用は維持できなくなる。
> 90年半ばの円高も空洞化につながったが、何とか持ちこたえた。
> 今は、部品レベルまで、自動車機械だけでなく化学にまで、及んできた。
> その危機感が、極めて弱い。
> 日本の名目実効為替レートは1970年 = 100とすると、400になっている。 ← ★
> ドイツもマルク高で苦しんだが、実効為替レートは1970年から100のままで動いてない。
> 韓国ウォンの実効為替レートは1970年 = 100とすると、今は10程度。 ← ★
> 「 日本の製造業は怠慢だ 」 というが、実効為替レートが400まで上がった日本は、
> 100のままずっと維持しているドイツや、10に下がった韓国と同じ努力しても負けてしまう。 ← ★★★
> そのギャップは極めて大きい。
※ ただ、この岩田一政は、副総裁時代の06年に量的緩和解除という大失敗をした戦犯だし、
持論の 「 日銀資金で外貨購入 」 も、手放しで評価できない。
ミンス政権で大ぶるまいした財務省利権の、国民貯蓄原資での外債購入@為替介入経由、よか、
原資は日銀資金の方がまだマシという悪魔の選択程度。
いうまでもなく、債券を買うなら、外債でなく内債を買った方が断然筋がいい。