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「死刑になりたい。生きるのがいやになった」。 死刑が執行された
金川(かながわ)真大(まさひ ろ)死刑囚(29)は1審判決前の平成21年6 月、
水戸拘置支所(水戸市)で産経新聞の取材に応 じ、早く死刑に処されたいという心中を吐露。
「自 殺はどんな方法であれ、自分の体に痛みを加える。 そんな勇気がなかったので殺人をした」と
話し、最 後まで反省の言葉はなかった。
接見室での取材に終始満面の笑みで応じた金川死 刑囚。遺族や被害者に謝罪はないのか問うと、
「痛 かったであろうことは常識で考えたら分かるが、特に謝罪や思いはない」と話し、さらに
笑顔を見せた。
拘置所内では「日々、殺すことしか考えていない」と断言。「殺すこととは、もし外に 出たら、
どうやってまた殺しをするかということ。それは死刑になるため。『今解放され たら、
また殺人をするか』と問われたら、答えは『します』しかない」と言い切った。
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